さへずり草紙NEO

旧はてなダイアリーを引き継いでいます。

2004-08-01から1ヶ月間の記事一覧

CM

エジプト関係の番組をみるといつも思うのですが。巨大なバスケット選手とかマラソンランナー(黒人が力強くて望ましい。)がスローで走り去ると、そのあとにスニーカーの靴底の凸凹でピラミッドが残されている、というCMはいかがでしょう。ナイキとか。

科學冒險讀物 「遙かなるボルチオ探險⑥」

意想外の潮吹きに遭遇して一瞬気を削がれた吾輩であるが先途は遼遠である。余計な時間を喰つてうか々々しては居られぬので気を取り直して、泥濘の奥地を進むことにした。奥地に入り込むほどに泥道の水量は増し、然も地べたが凸凹してゐるので歩き悪いことこ…

なつやすみの童話・歴史の現場を見よう

2469年、タイムマシンが開発されました。はじめは搭乗費用が大変高価で、しかも過去や未来から帰還できる安全性も保証されない危険な乗り物でしたが、やがて確実に搭乗者を希望の年月日に送り届けることのできる、いわば学問研究に於ける下駄の如き存在…

「奥様とバロン」白金台尋常中学校二年 窓野雪夫

僕は書生住まいなので週に二度は下男の代はりに庭掃除を買つて出てゐます。さうすると運よく奥様のお目に留まつたときには額に接吻を下さり、片方の胸をさはらせて頂くことが出来るのです。或る日曜日のあたゝかい午後も、寝室だとかサンルームの下などなる…

携帯四十八手

百輭の本を読んでいたら「実録草平記」に鶺鴒台という言葉が出てきて、いかなる性技であろうとヤフー検索をかけました。要は腰の下に座布団をかうというだけのことですが、命名が如何にも典雅で風流です。原義は婚礼の席で床の間に飾る雌雄の鶺鴒を止まらせ…

科學冒險讀物 「遙かなるボルチオ探險⑤」

サテ大事の振り分け荷物をドツコラシヨと担ぎなほした吾輩は、その翌日オサネーを発ち、愈々バルバ地方への冒険に出た。ばたばたと墨染めの衣を振って別れを告げるラヴィア坊主がうるむ眼に遠くなつた。出港から小一時間で船は小さな漁港に停泊し、そこから…